産業都市としての発展
川崎市臨海部は、埋立事業による京浜工業地帯の造成と、そこに立地した工業群により発展してきました。1935年頃からは内陸部の工業化も進み、鉄鋼・電機・食料品・石油・化学・輸送機などあらゆる産業の代表的企業が集積することになりました。
現在へ脈々とつながるこの産業の多彩さと新産業の相次ぐ創出により、時代時代の社会ニーズへの適応を可能とし、川崎市は日本経済をリードし、発展を続けてきました。
川崎臨海部埋立地の変遷
埋立事業により京浜工業地帯を形成してきました。
1913年に始まった埋立は、1940年前後には水江町まで終了し、そこに、製鉄、石油化学等の工場が立地しました。
1960年代には浮島町に石油コンビナートが形成され、日本の高度成長期を支えました。
その後、扇島、東扇島の整備が進められ、現在に至っています。
市をあげた工場招致
立地の良さに加え、工場招致キャンペーンの効果などもあり、工場が進出しました。
市民の憩いの場としての川崎臨海部
1930年代には海水浴客でにぎわっていた臨海部に、2008年4月、50年ぶりに砂浜が戻りました。
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